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SIG AIRは、アメリカの銃器メーカーSIG SAUERが新たに立ち上げたエアソフトガン販売部門です。
通常銃器メーカーは、エアガンメーカーとライセンス契約を結んで製造販売を任せますが、SIG SAUERは自社ブランドに拘った様です。
MPXは元々軍や警察向けに開発された、9mm口径サブマシンガンですが、後に民間向けモデルも発売され注目されています。
SIG AIR MPX-P226 キット
MPX
コッキングエアガン
固定ホップアップシステム
全長 350mm(ストック装着時455mm~570mm)
重量 730g
装弾数 26発 (リザーブ・タンク容量500発)
価格 5,900円 (税別) キット価格
P226
コッキングエアガン
固定ホップアップシステム
全長 mm
重量 230g
装弾数 11発 (リザーブ・タンク容量50発)
価格 5,900円 (税別) キット価格
SIG AIR MPXの外観は、アッパーレシーバーはザラザラと言うかギラギラに近い光沢もある、プラスチック感の強い物ですが、ロアレシーバーはギラギラも光沢も抑えられています。
上下でコントラストをだしたかったんでしょうか?
刻印(&プリント)は銃器メーカーの自社ブランド物だけにしっかり入っています。
銃右側にマーク等が無いのは実銃通り。
太いハンドガードには4面に20mmレイルが装備されていてトップレイルは、アッパーレシーバーから途切れなく続く長いレイルになっています。
バードケージタイプのフラッシュハイダーは脱着出来ませんね。
プラスチック製のレイルと言えど、ライトを装着して楽しむ位の強度はあります。
と言うか、全然へっちゃらです。
フロント・リアサイトは、共にフリップアップ式でネジを緩めれば取り外す事も出来ます。
残念ながらフロント・リアサイト共に、狙点の微調整をする事は出来ません。
リアサイトの大きなダイヤルもモールドでした。
ならば、やっぱり光学サイトを乗っけるのが定番でしょう。
コンパクトなサブマシンガンには、小型のドットサイトが良く似合うし、使い易いです。
ストックは脱着式で、銃後部が20mmレイルになっているのではめ込みます。
ストック取り付け部分の底部にリリースボタンがあるので、ストックを外す時はこのボタンを押しながら、上か下にスライドさせてストックを抜きます。
ストックの長さ調整をする時は、ストック取り付け部分の上面にあるボタンを押してロックを解除しながら行います。
マニュアルセイフティは、アンビ(両側)タイプのセレクターで操作します。
写真の位置でセイフティ・オンで上に向けると解除になります。
左側のフルオートにも回せますが、当然エアコッキングなので、何も変わりません。
マガジン・リリースボタンはM4系等の使い慣れた位置にあるので、操作し易いです。
マガジン底部にも、しっかりSIGのマークが入っています。
BB弾の給弾方法は、まずリザーブ・タンクにBB弾を流し込みます。
500発程入るそうです。(数えてません。)
そしてマガジン・フォロアーを一番下まで下げると、スリットの奥に穴が見えるので、フォロアーを下げたまま穴を下向きにしてマガジンを振ります。
するとタンクからBB弾がスリットにポロポロと出て来るので、スリット部分がBB弾で一杯になったら、フォロアーを放します。
後はマガジンを銃に装てんすれば、スリットに出てきたBB弾の数だけ撃つ事が出来ます。
コッキングは実銃と同じく、チャージングハンドルを引いて行います。
写真はチャージングハンドルを一杯に引いたところです。
P226も耐久性や信頼性が高く、各国の軍や警察に採用されている、9mm口径オートマチック・ピストルです。
SIG AIR P226はそんな実銃の雰囲気を上手く再現しています。
と言うか、ぱっと見違いが分からないほどです。
まあプラスチック感が強くて、細かい刻印類が無かったり違ったりは、ありますがね。
勿論軽いし。
でも最廉価レベルモデル(なんか失礼な言い方かな)と思えばさすが実銃メーカー直系と言えます。
実銃のデコッキング・レバーがセイフティになっていてコッキングしている時にセイフティにすると、トリガーを引いても撃てなくなります。
トリガーの動きをロックする方式では無いのが憎いですねえ。
ハンマーはトリガーを引いても、ダブルアクション的に動いてはくれませんが、シングルアクションの空撃ちをして遊ぶことが出来ます。
実銃通りに切り立ったサイトは、狙い易いのですがドットの窪みは有るものの、ホワイトは塗られてない。
(廉価エアガンでは当たり前ですけど。)
光の当たり加減では、ドットが良く見える時もありますがやっぱりホワイトが入ってないと寂しいですね。
でもこれ、頑張ったら自分で入れられるかも。
コッキング時のスライド・ストロークは、短め。
スライドを引いてもエジェクションポートは開きませんがチャンバー部分は、スライドとの一体成型ではなく別パーツが組み込まれています。
20mmアンダーマウントレイルを装備しているのでフラッシュライト等を装着する事が出来ます。
ちょっと小ぶりサイズのマガジンへのBB弾装てん方法はMPXと同じで、50発入るリザーブタンクにBB弾を流し込みマガジン・フォロアーを一番下まで下げて、穴を下向きにしてから、穴からBB弾をスリットに出します。
MPXは、ブローバックガスガン並みの威力がある分コッキングは重たいですし、チャージングハンドルで毎回連続してコッキングするのは、疲れます。
P226は、国産コッキング・エアガンの18歳以上用と10歳以上用の間位と言う、微妙な威力なのでコッキングもそれなりな重さですね。
トリガープルに関しては、P226は少し長めですが軽く引けるので、まあ良しとしてMPXはトリガープルが重く、それが長く続いてから発射する感じなので、的当ての様なジワリとトリガーを
引く撃ち方には適しません。
近接戦闘等で、一気にトリガーを引く様な撃ち方が良いかも。
弾の飛びは2丁共ホップの掛かりが弱く、緩やかな放物線を描いて飛んで行くイメージです。
それでも、MPXは威力があるので飛距離はありますがP226は威力も弱いので、あまり飛びません。
P226に0.12gBB弾を装てんして撃ってみると、ホップの掛かりが丁度良く、飛距離が凄く伸びますし弾道も極端には乱れないので、良いですね。
ただ、近距離射撃の的当てだと、0.20gBB弾の方が集弾性が良いので、こちらをお勧めします。
2丁共軽量なので、コスプレアイテムとして使えそうですしP226はサバゲーのサイドアームにピッタリ。
まあ、MPXのマガジンがジャラジャラ音がするのは長物電動ガンで慣れているのでいいですがハンドガンのP226までジャラジャラ音がするのは、なんとも。
そんな時は、リザーブ・タンクの弾を抜いてフォロアー・スリットに残った11発でシューティングすれば良いのですけど。
2丁共に廉価モデルにしては、集弾性は良いし用途も色々ありそうです。
集弾性テストは、MPXが12m P226は10mで行っています。
mpx | |
0.20gBB弾 平均初速 | 71.5m/s |
1発目 | 71.3m/s |
2発目 | 71.6m/s |
3発目 | 71.4m/s |
4発目 | 71.6m/s |
5発目 | 71.8m/s |
MPX
距離 12m 半径2cm刻みの円 0.20gBB弾10発
P226 | |
0.20gBB弾 平均初速 | 48.1m/s |
1発目 | 48.1m/s |
2発目 | 48.1m/s |
3発目 | 47.8m/s |
4発目 | 48.1m/s |
5発目 | 48.6m/s |
P226
距離 10m 半径2cm刻みの円 0.20gBB弾10発
P226 | |
0.12gBB弾 平均初速 | 62.5m/s |
1発目 | 62.5m/s |
2発目 | 62.5m/s |
3発目 | 62.2m/s |
4発目 | 62.9m/s |
5発目 | 62.2m/s |
P226
距離 10m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾10発
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